1980年代に「みちづれ」が大ヒットして
紅白歌合戦にも出場した演歌歌手の牧村三枝子さん。
彼女の余命5年の病気と現在
みちづれヒットと渡哲也との関係を詳しく調べてみました。
歌手デビューから現在の活動は?
牧村三枝子さん(本名:千葉美恵子さん)は
北海道美唄市の出身で1953年12月21日生まれ。
子供の頃は三菱唄炭鉱の炭鉱夫だった父親が病気で倒れてから
極貧の生活を送りながら地元の常盤中学校を卒業しました。
中学を卒業後は上京し釣具店で働きながら、歌手になるきっかけをつかみ
1971年11月にサンミュージックタレントスクールに入学して、
1972年、札幌冬季五輪の年に「少女は大人になりました」デビューしました。
デビュー後なかなかヒットに恵まれませんでしたが
78年発売の「みちづれ」が100万枚を超えるミリオンセラーとなり
81年から84年までNHK紅白出場など活躍しましたが
97年レコード会社の契約終了後、表舞台から徐々に消えて行きました。
余命5年の病気って!?
仕事の激減と父親を亡くしたことから
お酒に溺れいつしか重度のアルコール依存症により
体に変調をきたし気がついた時には、肝硬変で余命5年と宣告されます。
その時、体重は35kgで肺に水が3リットルも溜まり
「残り5年という悲しみより、こんなにつらい状態で5年も生きるのか」
と涙したそうですね。
しかし、ライバルで親友の小林幸子さんや山本譲二さん、細川たかしさん
そして大御所・北島三郎さんに励まされ
自身を見つめなおし病気を克服されたそうです。
最近は、ほぼ快方にむかわれてテレビ出演などもこなされているようで
8月12日の日テレ「人生が変わる1分間の深イイ話」にも出演。
余命5年と宣告された病気のエピソードと現在の近況を披露されるようですね。
ヒット曲「みちづれ」と渡哲也の関係は?
牧村さんといえば「みちづれ」と
誰しもが連想するほどの大ヒット曲でしたが
実はあの曲、元々は渡哲也さんの持ち歌で
牧村さんに懇願されて譲られたそうです。
渡さんはとても男気のある人で
その後「みちづれ」を歌うことを封印しています。
また、牧村さんは石原裕次郎さん主演のTVドラマ「大都会」にて
石原さんがいつも行くBARの弾き語り歌手役で毎週出演されていました。
そんなことから、まだ独身の牧村さんはもし結婚するなら
石原裕次郎さんと渡哲也さん以外の男性は考えられないのだそうです。
牧村さんはサンミュージックの故相澤秀禎会長などにも
とてもかわいがられていましたから
愛されるキャラクターなんだなと思いました。
これからも永遠のアイドル演歌歌手の牧村三枝子さんが
元気に活躍する姿を楽しみにしています。